2008年03月19日

思慮深く、夫モーツァルトの作品を守ったコンスタンツェ

モーツァルトの人生はとても波乱万丈。
そして、いろんな逸話が残されています。その全てが真実かどうかは分かりませんが…。

モーツァルトは妻コンスタンツェとの間に四男二女をもうけましたが、当時は医学が発達した時代ではなかったため、そのうち成人したのはカール・トーマスとフランツ・クサーヴァーだけで、残りの4人は乳幼児のうちに死亡しています。

フランツ・クサーヴァーは職業音楽家となり、「モーツァルト2世」を名乗りましたが、彼はモーツァルトの子ではなく、弟子のジュースマイヤーと妻コンスタンツェの不倫の子という説があるとか。

成人した2人の男子はどちらも子供を残さなかったため、モーツァルトの直系の子孫はいません。

モーツァルトの実際の容姿に関しては諸説あって、有力なのは、「11歳の時に罹った天然痘の痕がいくつもあり、丸鼻で近眼」というものだそうです。

本当の顔立ちを知る手がかりとなるはずだったデスマスクは、葬儀の後の整理の際コンスタンツェがうっかり落として割ってしまいました。体躯に関しても「小男である」「肥満が著しかった」という説があるんですね。

妻コンスタンツェ・ヴェーバーはかつて片思いの恋をしたアロイジアの妹で、愛のない、不実な、不精な人物で、浪費家であり、世界三大悪妻の一人とされています。

しかし、実際のところは違うようです。
周囲の人々の手紙などで残された人物評によれば、教養が高く家事にも熱心な快活な娘であって、不精で愚かであるとする悪妻説の人物像は当てはまらないとあります。

何よりモーツァルト自身が妻への愛情に溢れた手紙を残しているし、「わたしのいとしいコンスタンツェのために」という曲を書き、ソプラノ歌手であったコンスタンツェがソプラノ独唱をしています。

更に、コンスタンツェは「思慮深く、経済観念も発達していて、夫の作品を守ったことは、多くの資料が証明している」(ミシェル・パルティ)とする意見もあります。

私はテレマンとモーツァルトの曲を聴くと、なぜか心がほっとします。そんなモーツァルトの人生はやはり愛情に満ちたものと思いたいですね。

posted by suzusuzu at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | モーツァルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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