2008年03月05日

バロック音楽の百科全書「ターフェルムジーク(食卓の音楽)」

テレマンは、オペラ20曲、室内楽200曲、協奏曲100曲、管弦楽130曲、受難曲46曲、教会カンタータ1000曲という膨大な作品を残しています。

40歳となった1721年、ハンザ自由都市ハンブルクに移動、その後46年間、都市音楽監督兼ヨハネスカントールとして、オペラ、コンサート、教会音楽や出版を行い、高い名声を得ました。

テレマンは、裕福な市民層を相手に作品の予約販売という方法で成功を収めたほか、隔週の音楽雑誌「忠実な音楽の師」を刊行、毎号、新作楽譜を掲載するという新手の商法を生み出すという商売上手でありました。

ターフェルムジーク(食卓の音楽)は、宮廷の宴席で好んで演奏された室内楽を集めたもの。

三つの曲集からなり、各々の曲集に、管弦楽組曲、コンチェルト、四重奏曲、トリオ・ソナタ、ソロ・ソナタといった異なった器楽合奏曲が含まれ、「バロック音楽の百科全書」とも呼ばれているそうです。

その作曲については、ドイツ国内、イギリスやフランスだけでなく、ロシアからも予約注文があったといいます。

明るく洗練された優美さと時代を先取りした和声感、さらには楽器の持つ色彩感や個性を生かしたその音楽の魅力が20世紀後半から再び見直されるようになりました。

優雅で叙情的なメロディが美しく印象的なテレマンの楽曲。もっともっと聴いてみたい気がします。

posted by suzusuzu at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | テレマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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