2008年02月06日

勤勉かつ勉強熱心、幅広い音楽を吸収したバッハ

バッハは幅広いジャンルにわたって作曲を行い、オペラ以外のあらゆる曲種を手がけました。

その作風は、通奏低音を基礎とした和声法を用いつつも、根本的には対位法的な音楽であり、当時までに存在した音楽語法を集大成し、さらにそれを極限まで洗練進化させたもの。

従って、バロック時代以前に主流であった対位法的なポリフォニー音楽と古典派時代以降主流となった和声的なホモフォニー音楽という2つの音楽スタイルにまたがり、結果的には音楽史上の大きな分水嶺のような存在となっています。

バッハはドイツを離れたことこそありませんでしたが、大変に勤勉かつ勉強熱心で、幅広い音楽を吸収しました。

ダングルベール、リュリ、クープランなどのフランス音楽からは細部の語法や優美さ、フレスコバルディ、コレッリ、ヴィヴァルディなどのイタリア音楽からは明朗な旋律やくっきりした形式感、南ドイツの音楽(フローベルガーやパッヘルベル)に見られる暖かな叙情性、北ドイツの音楽(スウェーリンク、ヴェックマン、ブクステフーデなど)からは深い幻想性や重厚な和声感、さらにはイギリス音楽の代表者パーセルやパレストリーナに代表される「古様式」までもを研究したそうです。

そういった様々な要素をバッハは完全に消化して、彼自身の個性に満ち溢れた偉大な音楽を創りあげたのでした。

とりわけ、古典派のソナタにも比すべき論理性と音楽性を持つフーガの巨匠として名高い「バッハ」。正に偉大ですね!

posted by suzusuzu at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | バッハ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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