2008年01月29日

バッハの平均律を好んで弾いたショパン

ショパンは同年代に同じくパリで活躍した大ピアニストであったリストとは違い、大ホールでの演奏をほとんど行わなかったそうです。

貴族の婦人が主催するサロンでの演奏や、貴族の子弟へのピアノ教授が生きてゆくために必要で、なおかつ心落ち着ける居場所だったようです。

ピアノの技術革新の時代に生きたショパンは新しい演奏技術の開拓に果敢に挑み、自身の練習の意味も込めて「練習曲集」(「3つの新練習曲」を除く12曲)を2つ編んでいます。

一方で古典の作曲家への敬意は強く、特にバッハとモーツァルトは彼の作品に影響を及ぼしました。
例えば「前奏曲集」(24曲)は5度循環で24の全長短調を経る小品集ですが、これは明らかにバッハの「平均律クラヴィーア曲集・24の前奏曲とフーガ」を意識したもの。

偉大なバッハと天才モーツワルトがピアノの詩人ショパンに影響を与え、また、ショパンが心を落ち着けるためにバッハの平均律をしばしば好んで弾いたという話はとても興味深いものです。

posted by suzusuzu at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ショパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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