2008年05月20日

バッハも関心を持っていたアルビノーニの器楽曲

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが非常に関心を持っていたというアルビノーニの器楽曲。

ヴェネツィアのトマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニは、イタリア・バロック音楽の作曲家です。

『アルビノーニのアダージョ』は特に有名ですが、後世に他人によって再構成された作品で、実際はオリジナルではないにもかかわらず、最も馴染み深い「バロック音楽」となっています。

アルビノーニは50曲ほどのオペラを作曲し、そのうち20曲が1723年から1740年にかけて上演されましたが、こんにちでは器楽曲、とりわけオーボエ協奏曲が最も有名です。

バッハは、アルビノーニの主題によるフーガを少なくとも2曲遺しており、しかも、しばしば学生の和声法の実習において、アルビノーニのバス課題をよく利用したそうです。

残念なことに、アルビノーニ作品のほとんどは、第二次世界大戦中のドレスデン空襲の際に失われてしまいました。

名高い『アルビノーニのアダージョ ト短調』は、1945年にレモ・ジャゾットがドレスデン国立図書館の廃墟の中で偶然に発見した、トリオ・ソナタの緩徐楽章の断片から「復元」されたものと言われています。

音楽的魅力溢れたこの作品は、しばしばオーケストラの重要なレパートリーになっており、またクラシック音楽入門に適した曲目としてよく演奏され、愛聴されています。

その上、しばしば他の楽器に編曲されたり、テレビ番組や映画・CMのBGMに転用されるほど有名になりました。


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2008年05月26日

「音楽の母」ヘンデル

大バッハと並ぶバロック音楽最大の作曲家、「音楽の母」といわれるゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルは、ドイツ生まれでイギリスに帰化した作曲家です。

大バッハが主として教会の礼拝で用いる音楽(教会音楽)で活躍したのに対し、ヘンデルはオペラや(劇場用の)オラトリオなど、劇場用の音楽で本領を発揮しました。

特に、オラトリオ『メサイア(救世主)』は曲中に有名な「ハレルヤ・コーラス」を含み、今日でも非常に有名です。

また、オラトリオ『ユーダス=マカベウス(マカベウスのユダ)』中の合唱曲「見よ、勇者は帰る」は、優勝者を称える曲として日常的に用いられています。

オペラ『クセルクセス(セルセ)』中の「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」は、「ヘンデルのラルゴ」とも呼ばれて親しまれています。

そのほか、オペラ『ジュリアス・シーザー』、オラトリオ『エジプトのイスラエル人』や、『リナルド』の中のアリア「私を泣かせてください」なども知られています。

サッカー・欧州チャンピオンズリーグの入場曲『UEFAチャンピオンズリーグ賛歌(UEFA Champions League Hymne)』は『司祭ザドク(Zadok the priest)』を原曲としてアレンジしたもの。

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